女性ホルモンと妊娠の関係性はホルモン剤投与の副作用と似ている

女性ホルモンをホルモン剤で投与する以外にも、女性ホルモンは環境や生活の形によって変化します。特に、女性特有の状態などによって女性ホルモンは大きく変わりますのでそれについてを詳しく解説していきましょう。

■妊娠中のエストロゲンについて
実は、受精卵が着床して妊娠すると女性ホルモンの中のプロゲステロンとエストロゲンの分泌量が増えるんですね。出産まで妊娠を維持するための働きなのですが、このホルモンの分泌量の変化によって基礎代謝や基礎体温が上がったりするのもこの女性ホルモン分泌の影響だといえますね。

他にも、胎児に栄養をしっかり与えるために食欲を増進させたり、逆にマタニティブルーのような妊娠中に精神的に不安定になったり、気分の落ち込みが起きてしまうのもこれが原因だと言われています。

■エストロゲンの副作用は妊娠中の女性ホルモンバランス状態に似ている
ホルモン剤で、エストロゲンやプロゲステロンを増加させると副作用として吐き気や発熱、体のほてりや気分の落ち込みといったものがあるのですが、実はこれらは妊娠中の女性ホルモンの増加による症状と非常に酷似しているのです。これは、女性ホルモンが増加することによってホルモンバランスが妊娠中の状態に近くなるからなのではないかと考える事が出来ますね。

以上のことから、妊娠中の女性ホルモンの変化とホルモン剤による女性ホルモンの増加は近い物だということがわかりますね。

■まとめ
女性ホルモンを投与する事で、気分を落ち着けたりすることが出来る反面、副作用で気分の落ち込みや吐き気、食欲増進といったことが起こるのは正にこの妊娠における女性ホルモンのメカニズムの変化が根幹にあるのです。